ハローワークで就職活動をするときに、一番お世話になると言ってもいいのがパソコンの検索機。時間をかけて調べても、なかなか自分にピッタリの求人が見つからず頭を悩ます、なんてことはよく有ります。
でもそれって、もしかしたら調べ方が悪いだけかもしれませんよ?
そこでここから数ページは、検索機の使い方を紹介します。基本的な操作方法から、意外に知られていないコツまであるので、しっかり押さえておきましょう。今回はその基本編「職種と業種で絞り込め!」です。
職種だけでは思った求人が見つからない
「詳細ボタン」で絞り込む
例えば、仮に「電気メーカーの営業マン」の仕事を探すとしてみましょう。
まずは検索機の画面の「営業の職種」をタッチします。すると出てくるのは大量の求人。一つ一つ見ていくのは大変過ぎます。実は、営業職はハローワークに登録されている中でも、いちばん求人数が多い職種の一つなんです。
しかも、営業職というのはかなり幅の広い職種。いわゆる「営業マン」というイメージの仕事から、テレフォンアポインターや保険の外交員なども含まれます。そこで便利なのが「詳細ボタン」。
最初の画面で「営業の職種」を選んだ状態から、「詳細」ボタンをタッチして、さらに細かい職種を指定することが出来ます。
今回の場合は、「営業の職種」⇒「営業」とタッチして進むのがコツ。これで自分のイメージ通りの営業マンの仕事に絞り込んで探すことが出来ますよ。
「職業分類番号」で絞り込む
「詳細」を見ても探したい職種が見つからなかったり、自分のイメージする仕事がどんな職種になるのか分からない、というときは窓口に相談にいきましょう。
そこで聞けば、「職種コード」という番号を教えてもらえるので、それを入力すれば確実に自分の探したい職種が見つかります。
「業種」で絞り込む
職種とは別に「業種」という項目が用意されているが、ちょっと分かりにくいかもしれません。「職種」は、各個人の仕事上の役割のこと。「業種」は企業が取り扱う事業のジャンルです。
例えば、電化製品を作る会社の営業マンなら、業種が「製造業」で職種が「営業」ということになります。
この業種の方も、職種と同じように「詳細ボタン」で絞り込めますよ。例えば、電化製品を作る会社なら、「製造業」⇒「一般・電気・精密機器製造業」と絞り込んで指定することが出来ます。
まとめ
今回の例での検索手順をまとめると、以下のようになります。
- 職種の「営業の職種」をタッチ。
- さらに「詳細」ボタンから進み、「営業」をタッチ。
- 業種の「製造業」をタッチ。
- さらに「詳細」ボタンから進み、「一般・電気・精密機器製造業」
職種と業種の両方から絞込みをすれば、かなり自分のイメージに近い仕事が検索結果に並んでいるはずです。こんな感じで検索機を使いこなして、自分にぴったりの仕事を探してみてくださいね。
次のページでは、求人検索の幅を広げるちょっとした裏ワザを紹介します。その方法とはズバリ年齡をサバ読みすること。もちろんズルをするわけではなく、ハロワならサバ読みも有効なテクニックとして使えることがあるんです。詳しくは以下のページで紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
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