ハローワークを利用するときに必ず提出しなければいけない書類は「求職申込書」だけですが、ハロワによっては「キャリアシート」(または「求職公開申込書」)も一緒に出してください、と言われることがあります。
これは企業側があなたの見つけるための書類。出さなくても就職活動は出来ますが、書くだけで自分を企業にアピールすることが出来ます。企業の方から面接の申し出が来ることもあるので、出しておいた方がお得で効率的ですよ。
キャリアシート(求職公開申込書)とは
キャリアシートの役割
ハローワークは基本的には、働きたい人が企業を探して応募するための場所ですが、逆に企業側が働きたい人を探せるようにもなっています。
そのとき企業が見るのがキャリアシート。登録しておくと、企業の方からあなたに面接のリクエストをしてくれるかもしれません。
もちろん、就職活動は自分から動いて仕事を探すことが大前提ですが、上手く行けば向こうから仕事がやってくるわけですから、面倒と言わずに登録しておけばそれだけ効率よく就職活動が出来ますよ。
キャリアシートの記入例
まずは記入例のサンプルを見てみましょう。
記入する主な項目は以下のとおりです。
- 名前・生年月日などの基本情報
- 過去の職歴
- 自分のスキル・専門知識
- アピールポイント
- その他の特記事項
要は自分を企業に売り込むための内容を書けば良いわけです。これは企業に応募するときに「職務経歴書」に結局書くことなので、どうせならここで書いてしまった方が同じ手間でメリットがある分、お得ですよ。
書き方や自分のアピールポイントが分からないという場合は、気軽に窓口の相談員に聞いてみましょう。自分の強みや、これからするべきことを探すきっかけにもなりますよ。
まとめ
今回の要点をまとめたので、最後にチェックしておきましょう。
- キャリアシートは必須ではないが出しておいた方がお得。
- 登録すると企業の方から自分を見つけてくれる。
- 書く内容はどのみち後で必要な「職務経歴書」と同じ。
最初のスタートで書かなきゃいけない書類があるのは、面倒に思うかもしれませんが、書かないよりは書いたほうが絶対に得なので、相談しながらでもしっかり書くことをオススメします。
次のページでは、ハローワークに設置してあるパソコンをつかって求人情報を検索する方法について紹介します。
【予告】仕事探しの基本!ハロワのパソコンで自分にあった求人を検索する
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