ハローワーク札幌で職業訓練を受けるなら注意!公共職業訓練と求職者支援訓練の違い

ハローワーク札幌で職業訓練を受けるなら注意!公共職業訓練と求職者支援訓練の違い

ハローワークは地域によってさまざまな就活サポートをしていますが、ハローワーク札幌では、「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の2つの職業訓練があるのを知っていますか?今回はその2つの違いをまとめてみたので、札幌での就活をするときには必ずチェックしておいてください。

公共職業訓練と求職者支援訓練の違いは?

2つの違いを簡単なまとめるとこんな感じになります。

公共職業訓練

雇用保険に加入していた人のみが受けられる職業訓練です。あくまで保険によって就活をサポートする制度なので、この職業訓練を受けているだけで一定の補助が出たり、交通費が支払われたりと、とってもお得。経済面ではとてもありがたいサービスです。

ただし、デメリットとしては訓練の種類があまり多くない点が挙げられます。特に札幌では、ものづくりや電気・機械関係の訓練がメインとなり、事務・介護・PC操作などの訓練はありません。

求職者支援訓練

こちらは、雇用保険に入っていなかった人や、失業手当を受給後でも就職できなかった人を対象とした訓練です。公共職業訓練とは違い、受給や補助などはありません。受講料はほぼ無料ですが、交通費などは自腹で出すことになるので、あくまで自分の意思で勉強や訓練をしたい人向きといった感じですね。

職業訓練を受けるときの注意

公共職業訓練を受けると、それだけで失業手当が出るなどのメリットがあります。そのため、正直言って「手当をもらうためにテキトウにとりあえず受けておこう」と考える人が多いのも事実です。

ですが、ここで注意して欲しいのは、職業訓練を受けるには申し込みをして許可を申請する必要があるということ。

相談員には職業訓練を受ける必要があるということをアピールしなくてはいけません。「どんな業種につきたいのか」「どんな会社を受けるつもりか」など、結構細かく聞かれる場合も多いので、答えはあらかじめ用意しておきましょう。間違っても「失業手当のためにとりあえず受けたいだけ」なんて言わないようにしてくださいね。