経歴に自信がなくても大丈夫！企業が欲しがる人物像を知ろう

ここまでで、履歴書と職務経歴書の作り方を紹介しました。実際に書いてみて、あなたはどう感じましたか？

履歴書も職務経歴書も自分の能力や経験をアピールするためのもの。「自慢出来るようなことなんて自分にはないよ…」と、逆に落ち込んでしまった人も少なくないと思います。

それでは、就職活動には本当に、誰にもマネ出来ないスキルや、輝かしいキャリアが必要なんでしょうか？

もちろんそんなことはありません。能力やキャリアだけで就活をする人なんて、実際はほんの一握り。それ以外のほとんどの人は、特別な才能がなくったって、いろんな職業について働いているわけです。

このページでは、そんな企業が欲しがる人物像の「本当のトコロ」を紹介します。なんだこんなことかと、安心して就活出来るようになると思いますよ。

企業が求めるのはスペックだけじゃない！

若い人や職務経験が少ない人は、経験豊富な人と比べると、どうしてもスキルが見劣りしてしまうのは事実です。しかし、会社が人を雇うときには、職務経歴書に書くような「スペック」だけで判断するわけではありません。

それではどこを見るかというと、ズバリ「人間性」。やる気や人柄などを重視する会社は意外に多いんです。

考えてみれば、会社の事業というのはチームワークで成長させるもの。たった一人の個人の力だけで会社を引っ張っていく人なんて、めったにいません。

それに、応募書類や少しくらいの面接時間で、その人が会社に貢献する能力があるかどうを見極めるのも難しいこと。企業の採用担当者が「みんなと上手くやっていける人柄か？」を重視することは、ちゃんと理にかなった判断と言えますね。

そういうわけで、応募書類を書いたり面接のときに今から出来る採用率アップのコツは、「やる気や人柄をアピールすること」。これなら、過去の実績とは関係なく、今からでもすぐに出来ますよね。

間違っても、職歴がないのを気にして、面接でも暗い態度をとってしまうなんてことをしてはいけませんよ。

履歴書と職務経歴書を書いて「これで完成！」と思っている人は、ちょっと待ってください。郵送で応募するときには「送付状」を同封するのがマナーですよ。

送付状は、「この封筒の中にはこんなものが入っています」と伝える書類で、「添え状」や「カバーレター」とも呼ばれます。

これを入れておくことで、丁寧な印象を与えることが出来て、やる気や誠意をアピールすることにもなりますよ。

詳しい書き方は、以下のページが分かりやすいので、参考にしてみてください。

履歴書や職務経歴書などの応募書類を書くには、自分の過去を振り返る必要があります。輝かしいキャリアばかりなら苦労はありませんが、ほとんどの人は自分に自信を持つのも難しいもの。

ですが、大切なのはこれからです。前向きな気持でやる気をアピール出来れば、それは企業側からも重宝される大きな武器になることを覚えておいてください。

次のページでは、効率のいい就職活動の仕方について解説します。キーワードはズバリ「同時進行」。これが一番の基本にして、就活の最大のコツなんです。効率を最大限に上げながら、良い条件の会社に入れる可能性を高めることが出来ますよ。詳しくは以下からどうぞ。