面接の対策はこう立てる!採用率をアップさせる戦略論

面接の対策はこう立てる!採用率をアップさせる戦略論

前回は面接の苦手意識を克服する方法を紹介しましたが、今回はさらに踏み込んでこちらから攻めるための戦略を練っていきましょう。

といっても、特別な能力や技術はいりません。基本的な対策をしっかりと取ることで、誰でも採用の可能性をグッと上げることが出来ますよ。

少しの手間が採用率を大きく上げる

面接対策は相手を良く知ることから

面接を受けるときにまず一番大切なことは、相手の企業をよく調べること。そこから初めて戦略が立てられるようになります。

では具体的にどこを調べるかというと、一番おすすめしたいのが、相手企業の得意なこと。

例えば、応募した会社が製造業なら商品に、サービス業ならサービスの質に自信を持っているはず。そして、その部分で戦力になってくれる人がいれば、採用したいと考える可能性は高いのです。

面接では、相手企業の得意なことについて話しましょう。「目指しているものが同じ」というアピールになるし、印象も良くなります。

このときの注意点は、難しい知識の話をふってしまうと、当然それについての質問が来ます。向こうは専門家なので、そこで知ったかぶりをしてしまってはあっさりバレてしまうので絶対にNG。

そこで武器になるテクニックが、面接前に相手の長所に関わる本を読んでおくこと。

少しでも相手企業の事業に関わりそうな知識を増やしておけば、話題の幅も広がります。さらに本を読んでおくことの大きなメリットは、それ自体がやる気のアピールになることです。

専門家に対抗するほどの知識なんてなくて当然。それよりもむしろ、「今こんな本を読んでいて勉強中です」という話し方をすることで、印象はかなり良くなるでしょう。

お礼のメールで面接官の迷いを断ち切る!

面接が終わったら「後は結果を待つだけ」なんて思っている人は要注意。面接の後こそ、採用担当者の迷いを断ち切る最大のチャンスかも知れません。

ここで何をすべきかと言うと、ズバリ「お礼のメールを送ること」。

採用担当者はたくさんの応募者を面接しているわけですから、実はほとんどの人はあまり印象に残っていないことが多いんです。

しかも、明らかに他とは違うような素晴らしい才能の持ち主が現れれば別ですが、大抵はどの応募者も他と似たり寄ったり。ますますあなたの印象は埋もれてしまいます。

そんな中で誰を採用するか決めなくてはいけないので、実は採用担当者の方も迷っていることが多いんです。

そんなときに丁寧なメールが来れば、印象はかなり良くなります。上手くいけばそれが最後の決め手になることだってあり得ますよ。メールの内容は以下のような構成にするのが良いでしょう。

  1. 簡単な挨拶とお礼
  2. 面接で感じた良い印象
  3. 最後にもう一度お礼

全体として、あまり長くならないように簡潔にすることが効果的です。以下に例文を用意してみました。

本日はお忙しい中、貴重な時間を割いて面接の機会を頂きまして、誠にありがとうございました。

おかげさまで大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。また、実際にお会いしてお話を伺う中で、貴社の人間味溢れる社風に触れることが出来ました。ますます貴社で仕事をしたいと感じております。

最後になりましたが、お世話になりました人事スタッフの皆様にも、よろしくお伝えいただきますようお願い申し上げます。

もちろん、相手企業や面接の内容によって変える必要があるので、自分なりの誠意が伝わる文章を考えてみてください。

まとめ

面接は就職を決めるための最後の関門、いわばクライマックスです。しっかりと準備をして対策を練って望みましょう。

次のページからは、雇用保険について解説していきます。雇用保険は貰い方や会社の辞め方によって、受け取れる金額が全然違ってしまうので、就職活動をするときには必ず正しい知識を身につけておかないと大きな損をしてしまいますよ。

【予告】失業手当を貰える条件は?雇用保険は退職前に調べないと損!

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