職業訓練で医療事務の資格を取る方法まとめ(志望動機の例文あり)

職業訓練で医療事務の資格を取る方法まとめ(志望動機の例文あり)

「医療事務」は、人気のある資格のひとつです。専門的な分野なので手に職をつけて安定した収入を得ることもできますよ。

ハローワークの職業訓練では「医療事務コース」も用意されているので、スキルアップには大いに役立ってくれるはず。今回はそんな医療事務についてまとめてご紹介します。

ハローワークの職業訓練で医療事務を勉強するメリット

受講料が無料。さらに給付金まで出る!

ハローワークの職業訓練の魅力は、なんと言っても無料で資格取得の勉強が出来ることです。(テキストなど基本的な雑費は自己負担)

しかも「求職者支援制度」という制度があって、これを使えば無料どころか給付金までもらます。そのためにはいくつかの条件を満たす必要があるので、以下を確認してみてください。

求職者支援制度の給付金を受給できる条件

  1. 本人収入が月8万円以下
  2. 世帯全体の収入が月25万円(年300万円)以下
  3. 世帯全体の金融資産が300万円以下
  4. 現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
  5. すべての訓練実施日に出席(やむを得ない場合でも8割以上出席)
  6. 同世帯の中に同時にこの給付金を受給している人がいない
  7. 過去3年以内に不正行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない

医療事務が人気資格な理由

医療事務は人気の高い資格です。その理由をまとめてみました。

安定したお給料がもらえる。

医療事務はれっきとした専門資格です。ですので、お給料はそれなりに安定しているところが多いようです。

需要が増えている

今の日本では高齢化も進み、医療に必要な人の数は増えています。資格や経験があれば安定した求人があるのも魅力のひとつです。

比較的簡単に資格を取れる

専門職ではありますが、業務内容自体は事務になります。ですのでそれほど難しい知識は必要ありません。ハローワークの職業訓練であれば、約3か月程度で医療事務資格が取得できます。

人気資格なので、採用倍率に注意!

ここまで話してきた通り、医療事務はメリットの多い資格です。ですが、それは競争率の高い資格とも言えるということ。

特にハローワークでは、職業訓練の応募の時点で定員オーバーになってしまって落とされてしまうことも少なくありません。自分の使っているハローワークでしっかりと確認しておきましょう。

志望動機の書き方(記入例)まとめ

ハローワークで職業訓練を受ける際に大事になるのが、志望動機の書き方です。これをもとに誰に職業訓練を受けさせるのかが判断されるので、しっかりと丁寧に書かなくてはいけません。

そこで今回は、記入例のサンプルをいくつか紹介するので、参考にしてみてください。

高齢化もあり、医療は今後の社会でさらに必要とされる職業だと思います。そこで医療事務の資格を取り、自分の能力を使って社会に少しでも貢献する仕事に就こうと決めました。まだ医療に関する知識はありませんが、頑張ってこの資格を取り、資格を活かした職場に就職することを目指しております。

何社か医療事務の求人に問い合わせしたのですが、資格や知識がないとの理由で採用ができないというお返事でした。そこで、この職業訓練の機会を利用して医療事務についての知識をしっかりと身に付けたいと考えております。しかkりと知識を身に付け、医療に携わる仕事に就きたいと思います。

事務系の仕事を希望していますが、資格や経験が足りないことが不利に働き、採用を見送られてしまうことが多々ありました。そこで、日頃から興味のあった医療事務を勉強して資格を取りたいと考えています。受講できたら一日も早く就職先が決まるよう努力するつもりです。

ポイントとしては、漠然とスキルアップのために勉強するのではなく、資格さえ取ればそれを役立てて就職する意志がはっきりとある、ということを伝えることです。