IT業界は今後もますます拡大していき、それに合わせてプログラマやエンジニアの人材も必要性が増していくでしょう。そこで「プログラミングを勉強して手に職を」と考える人が増えています。今回はそんなプログラマやエンジニアに「向いていない人の特徴」をあえて紹介します。
もしこの特徴に自分が当てはまっていたとしても大丈夫。そこさえ直せばきっとプログラマーやエンジニアになる近道が見えてくるはずです。
1.好奇心がない
プログラミングは漢字や算数を覚えるのと同じように、しっかりと勉強すれば誰でも習得できます。ただし、そこで必要になるのが「好奇心」。
新しい知識や技術に好奇心を持ってとりくむことが大切です。「プログミングでこんなことが出来るのか!」「こんな新しい技術があるのか!」と感じて楽しむことがスキルアップの近道です。
2.人に教えてもらうまで学ばない
プログラミングの仕方にはたくさんの方法があります。同じものでも人によって作り方が違うんです。また新しい技術もどんどん出てきます。
それはつまり「たった1つの正解なんてない」ということ。
1つの正解がないので、1から10まで誰かが教えてくれるなんてことはありません。自分で勉強して自分なりのプログラミングを身につける必要があるんです。
3.問題にぶつかるとすぐやめる
プログラミングをしていると、たくさんの問題にぶつかります。「調べてもわからない」「うまくいかない原因がわからない」そんなことはよくあることなんです。
そんなときすぐに逃げてやめてしまうようでは何も覚えることができません。問題にぶつかったら、別のやり方を探したり人に相談したり、とにかく諦めずに行動しましょう。
そうして問題を解決するごとにプログラミングのスキルは上がっていきます。
4.問題を解決した時に達成感がない
プログラミングとは、ただPCのキーボードを叩くことではありません。「この問題はどうやって解決すればいいのか?」と考えることの連続です。
だからこそ問題が解決できたときに「できた!」と喜べる気持ちが大切です。はじめてテストで100点を取った子供のように問題解決を楽しみましょう。
5.勉強することに焦る
プログラミングで出来ることは膨大です。本当にいろんなプログラミング方法があるので、そのすべてを理解することなんて誰にも出来ません。
最初のうちはわからないことだらけで不安で焦った気持ちにもなるでしょう。ですが、そこで諦めてしまうようでは前に進めません。
「わからないことが当たり前、出来ることからやっていく」という気持ちで焦らずに勉強することがとても大切です。
6.自分に自信が持てなくて焦る
プログラミングにはいろいろなやり方があって正解はないというのは、すでに話しました。
そんなときに誰もが感じるのが「自分のやっていることが正解かわからなくて不安」という感情です。
ですが、そんな心配はしないでください。正解かどうかわからないのは当然です。なぜなら正解なんてないのですから。そんなときは焦らずに1つ1つの問題解決に集中しましょう。
いろんな問題を解決する経験をつめば、それが「自分なりのやり方」になります。そこではじめて自分に自信が持てるようになるでしょう。
7.客観的に考えない
プログラミングをしていると「なぜか分からないけどうまく行かない」という状況に必ずぶつかります。そんなときは落ち着いて客観的に原因を1つ1つ検討していきましょう。
初心者によくあるのが「分からないからてきとうにプログラムをいじる」ということ。それでたまたま上手くいったとしても、原因は分からないままなので成長することは出来ません。
「原因を見つけて問題を解決する」それがとても大切です。
8.細かいところを気にしない
プログラミングは正確に書いていく必要があります。コンピューターは少しくらい間違ってても大目に見てくれるなんてことはありません。ですから細かいところに注意を払うことが重要です。
優秀なプログラマーは、プログラムの書き方も几帳面で丁寧です。自分の部屋の片付けを後回しにしてでも、プログラムは丁寧に整理して書くクセをつけましょう。
9.完璧な答えがあると信じている
プログラミングでは完璧な答えはありません。すぐに作れるけど簡単な機能しかないプログラムもあれば、機能はすごくても作るのに大変で動きも遅いプログラムなんかもあります。
どちらにも良い面と悪い面があることを頭に入れておきましょう。最初から完璧を目指すのではなく、今できる中でのベストを探っていくことが大切です。
まとめ
プログラミングは覚えることもたくさんあって、確かに習得するのに時間がかかるスキルです。
ですが、算数や漢字を覚えるように誰でも習得できるものだということを覚えておいてください。
プログラミングを習得できない原因は、必ずといっていいほど「途中で挫折してやめてしまった」ということ。もし挫折してしまいそうになったときは、今回紹介した9つの特徴を見返して、自分がそうなってないかチェックしてみてくださいね。