本好きの人に人気の職業の一つが「図書館司書」です。大好きな本に関われる職業ということで人気のようですが、実際の仕事内容やハローワークでの求人があるかどうかについて調べてみました。
図書館で働くなら「図書館司書」の資格は必要?
「図書館司書」という資格がある以上、持っていないと司書にはなれないと思っている人も多いようですが、実は司書には資格は必須ではありません。
また、図書館で働いている人のほとんどは司書ではなくパートタイマーなんです。本が好きだから本に関わる仕事をしたいということで図書館の求人を探すなら、司書の資格はあまり重要ではないと思って大丈夫です。
図書館の求人の給与や時給は?条件面をチェック
実際にハローワークで求人を検索してみると、図書館スタッフとしての求人はいくつもヒットします。求人情報の条件をいくつかピックアップしてみました。
■図書館業務(カウンター補助) / 埼玉
時給:925円(パート労働者)
業務内容:返却された図書を並べる、汚損破損した図書を修理するなどのカウンター職員の補助。
■臨時事務補佐員 / 長野
時給:900円(パート労働者)
業務内容:主に図書の購入・支払い業務。また、図書館カウンターで教員・学生などへの資料の貸し出しほか利用者対応。
■司書 / 岐阜
時給:880円(パート労働者)
業務内容:図書の発注や整理。カウンターでの貸し出し・返却などの対応。絵本お読み聞かせなど。
図書館の求人の労働条件は?
先に書いた条件をみると分かるように、図書館の求人の時給は900円ほどとあまり良いとは言えません。また、労働内容も思い本を整理するには体力が必要だったり、古い本は埃まみれなので、それを吸い込んでしまったりと苦労も多いようです。
図書館で働くなら、自分がしっかりとその仕事をできるのか、知的なイメージだけで魅力を感じてしまっていないか、しっかりと考えてから求人に応募するようにしましょう。